All Rights Reserved, Copyright (C) 2001, m@fjts.org
Last modified: Fri Jul 5 15:04:23 JST 2002

|前のページ |メニューに戻る| 次のページ|

kernel の再構築と設定

インストール後、無事に boot し、ACPI でバッテリ情報の取得もできていて なかなかよい感じでした。

まず、T.Ogasawara さんのメールに書いてあった岩崎さんの ACPI の patch

岩崎さんの acpi の patch 集 からダウンロードして patch を当てました。

次に kernel の config file の編集です。例のごとく cp GENERIC FIVA として FIVA という config file を編集しました。

5-CURRENT からは、irq や flag、disable 等を /boot/device.hints (以下ここでは、hints file と呼ぶことにします)で設定する様です。 hints file は、config file の中で指定できるようです。

/boot/device.hints を直接いじっても良いみたいなのですが、 直接いじるのは、ちょっとやだったので、FIVA.hint というファイルで 設定することにしました。具体的には、

hints "FIVA"
      
と記述し、cp GENERIC.hints FIVA.hints としました。

結局、修正したファイルは、FIVA, FIVA.hints で具体的には、 次のような修正を行いました。

このようにして kernel の再構築は無事終了しました。

次に pccard を有効にするために /boot/loader.conf に

hw.pcic.intr_path="1"
hw.pcic.irq="0"
      
を加えました。

ちょっとはまったこと(acpi と apm について)

実は、最初は、

hint.apm.0.disabled="1"
      
という行も消しました。が、これをコメントアウトすると acpi ではなく、apm が有効になり、うまく動きませんでした。 (気が付くのに 1 時間くらいかかりました....。無知とは恐ろしいですね...。)

最初、/etc/rc.conf では、

apm_enable="YES"
apmd_enable="YES"
      
としていたのですが、どうやら、apmd は acpi 上では動かないようです。 (まぁ、当り前ですが....。)よって現在は、

apm_enable="YES"
      
のみを rc.conf の中に書いています。

ちなみに apm_enable="NO"としてみたら、zzz で suspend しなくなってしまうので、ご注意下さい。 (って、やるのは、私くらいなものかもしれませんが....)

acpi と apm について岩崎さんに教えて頂いたこと(2001/11/12に追加)

上記記述を御覧になった岩崎さんから

FreeBSDのACPIではapm(8)やzzz(8)は正式には対応していません。あくまでAPM アプリケーションバイナリの救済措置として、APMの一部の機能をエミュレート しているだけです。

というご指摘を頂きました。詳しくは、 岩崎さんから教えて頂いたこと を御覧ください。


|前のページ |メニューに戻る| 次のページ|